初心者向け:クエスト3のParaddidleでUSBフットペダルを使うには

VR体験

クエスト3でParadiddleをやってみたが、もう少しドラム感を出すためにキックペダルを使ってみたい、と思いませんか?この記事では、VRもParadiddleも初心者の筆者が、ParadiddleでUSBフットペダルを使うまでの工程をご紹介します。

フットペダルとは

フットペダルとは、パソコンやVRゴーグルにUSB接続して、足で操作をするためのデバイスです。パソコンに端末をUSB接続することで、マウスやキーボードの出力を足で出力することができるので、ゲームの操作性をあげたり、PC業務の効率化や腱鞘炎の予防などの用途で使うことが可能です。

フットペダルを用意する

Paradiddleはコントローラだけで楽しむことができますが、Paradiddleの公式サイトによると足で操作するためのツールも用意されています。
公式サイトのGoogle翻訳:
足元のスキルは間違いなくドラムの練習において重要な部分です。 VR ドラム アプリケーションとして、可能な限り柔軟に対応しようとしている Paradiddle は、アプリに足を入れるための複数の方法を提供しています。現在、これを行う主な方法は 5 つあります: USB ペダル (またはキーボード入力をエミュレートできる USB 周辺機器)、ロック バンド ペダル、E-ドラム (電子ドラム) ペダル、Vive トラッカー、およびドライビング ペダルです。
Paradiddleサイトでは、互換性のあるものとしてiKKEGOL社のフットペダルが紹介されていました。
ちょっとお高いので、筆者はもう少しお手頃なものを探すことにしました。
Paradiddle社のサイトは英語版で、上記以外でParadiddleと互換性がある製品の情報はありませんが、以下Paradiddleサイトに記載があるとおり、スペースバーの割当ができるソフトウェアが付属しているフットペダルが必須と思われました。
公式サイトのGoogle翻訳:
USB ペダルには、ペダルが押されたときにトリガーされるキーを再マッピングするソフトウェアが付属している必要があります。付属していない場合は、ペダルの名前を検索するだけでオンラインでダウンロードできます。 ペダルをスペースバーまたは Ctrl キーの押下のいずれかでトリガーするように設定して、Paradidle に接続できます。デフォルトでは、スペースバーでキックをトリガーし、Ctrl キーでアプリ内のハイハットを制御しますが、アプリ内メニューの [コントロール] タブでこのマッピングを変更できます。
USBフットペダルを色々検索した結果、ルートアールのUSBペダルスイッチを選択しました。
購入の決め手となったのは、以下ポイントです。
Windows10に対応
ケーブルが170cm
Amazonおすすめ評価あり
スペースバーをキー割当できる、と口コミあり
お手頃価格なので、失敗しても後悔しない

フットペダルにキー割当をする

製品同梱のミニCDも使えますが、ルートアール社のサイトから、製品名「USBフットペダルスイッチ [RI-FP1BK]」を検索して、設定ソフトウェアV4.0ダウンロード (ZIP 圧縮形式)をダウンロードします。

ルートアール社の製品説明にも記載があるとおり、フットペダルを踏むときにどのような操作を実施するかは、ソフトウェアを介して本体に記憶されます。前述したように、Paradiddleのデフォルト設定は、「スペースバーでキックをトリガー」する設定になっているので、フットペダルにはスペースキー割り当てる設定をすれば、VRドラムをフットペダルで操作できる、ということになります。

設定はフットペダル本体に記憶され、使用時にソフトを起動させたり、常駐させたりする必要はありません。

装置はパソコンから普通のUSBキーボードのように認識されるため、ドライバのインストール作業は必要ありません。 (つまり一度機能を設定したフットペダルは、別のパソコンに接続するだけで使用することが出来ます。)

操作手順は、以下のとおりです。

  1. PCのUSBポートとフットペダルを接続する
  2. Hid FootSwithch V4.0をインストールし、デスクトップに作成されたショートカットから起動する。
  3. Pedal Quantityを「1」に変更する
  4. Middle欄だけ登録可能となるので、KeyBoard/Mouseにチェックを入れる
  5. キーボードのスペースバーを押下する
  6. KeyBoard欄に「space」と文字列が表示されたら、OKボタンを押す
  7. 試しに、メモ帳などのアプリケーションを起動して、フットペダルを押下するとスペースが入力されることを確認する。

フットペダルを踏んで、スペースが入力されることを確認したら、VRゴーグルと接続してみましょう。

VRゴーグルと接続する

クエスト3のVRゴーグルと接続するには、タイプAのUSBケーブルをタイプCに変換する必要があるので、このような変換コネクタを準備します。
クエスト3(充電に使うポート)⇒変換ケーブルー⇒フットペダルと接続したら、Paradiddleを起動してプレイします。
Paraddidle側では設定変更せずに、バスドラムをフットペダルから操作できるようになりました。

まとめ

筆者は超初心者なので、足を踏んでVRドラムをやっているだけでちょっとテンションがあがりましたが、反応は少し遅いかな?という気もしました。また、安価なので軽いのはよいですが、軽すぎで踏んだ感じは物足りない印象でした。
同じルートアール社のフットペダルで、もう少ししっかりしたものがありました。筆者はParadiddleでの動作は未確認ですがルートアール社公式ページの割当可能なキー一覧によると、スペースキー割当はできるようなので、おそらく動くと思います。
iKKEGOL社の製品とデザインがそっくリですね。ルートアール社は中国を中心としたアジア諸国OEM製品を販売しているそうなので、こちらもiKKEGOL社のOEM製品なのでしょうか。
フットペダルの購入を検討中の方に、この記事が少しでも参考になるとうれしいです。

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