メタバースをやってみたいけど、VRゴーグルって必要?
そんな方に、VRゴーグルとはどんな仕組みで、何ができるのかご紹介します。
VRとは
VRとは、「Virtual Reality(バーチャル リアリティ)」の略で、「仮想現実」のこと」という説明が多いですよね。でもこの「仮想現実」という言葉は適切な訳ではない、といわれてもいます。
この言葉が誕生したのは1932年で、演劇評論家が演劇の現実性について論じるために使った造語で、今使われている意味とは異なる概念でした。今の意味でつかわれるようになったのは、1990年代の第一次VRブームの頃になります。
Virtual という英語には「厳密には違うけれど、実質的には同じもの」という意味があり、「仮想」という幻のようなニュアンスとは少し違いますよね。
最近は仮想現実、ではなく「人工的に作られた現実感」や「人工現実感」と説明されることが多くなりました。
VRの仕組みとは
VRゴーグルは、専用のゴーグルで視界を覆うように360°の映像を映すことで、実際にその空間にいるような体験を得られる技術のことです。
人間が持っている両眼視差という仕組みを取り入れて、映像をリアルに立体的に表示させるのがVRの仕組みです。両眼視差というのは、左右の目で見える微妙な映像の差のことで、人間は脳でそれを利用して立体的に見ることができます。
VRゴーグルは、左目用のカメラ、右目用のカメラで同時に撮影された映像を、ゴーグル内の左目用のディスプレイ、右目用のディスプレイに投影しており、人間はこれを見ると脳で合成して立体的な映像として認識するのです。
VRゴーグルの種類
VRゴーグルにはスマホやパソコンと連動するタイプや、単体で動くタイプがあります。
この記事では、まずお気軽に始める場合は、スマホと連動したVRタイプをご紹介します。スマホ連動タイプは、スマートフォンに専用VRアプリをインストールし、VRゴーグル本体にスマホをセットして利用します。数千円とお手軽価格で購入できるので、最初の一台としてはおすすめです。
エレコム VRゴーグル ヘッドホン一体型 VRゴーグル
パソコン周辺機器でも有名なメーカーなので安心で、価格もお手頃です。 VRの没入感を得るには、「音」も重要な条件なので、遮音性の高いヘッドホン一体型というのはうれしいポイントです。VRにはまるかわからないが、とにかくやってみたい、という方にはお勧めです。
HOMiDO V2
フランスのメーカーHOMiDOが発売するスマホ用VRゴーグルです。スマホ用ゴーグルでは高価格ですがレンズの性能が高く、視野角が103°あるため、迫力ある映像を楽しむことができます。何万円もするVRゴーグルは勇気が出ないが、性能もこだわりたい、という方にはよいかもしれません。
まとめ
VRに初めてトライするのにおすすめの、スマホ連動型VRゴーグルをご紹介しました。まずはやってみて、新しい世界に入ってみましょう!
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